本文へジャンプします。

ビジネス・経済
“ネット印刷”は安くて幅広いニーズに役立つ! 同人誌に名刺、iPhoneカバーなど使い方は自由自在
 テレビCMでもたまに見かけるネット印刷の宣伝。“安くて速い”が売りだというのは知っていても、どんなサービスなのか、どんなものが印刷できるのかは知らないという人が意外に多い。サービスとしては認知されていても、内容については「デジカメの写真を印刷?」「プリンタで出せないサイズのデータを出力できるのでは?」なーんて声もあるほど知られていないのだ。

 たしかに、A3サイズまでの原稿をネットにアップし、店頭のマルチコピー機でカラー出力できるコンビニエンスストアの「ネットプリント」もネット印刷の一種。上記のコメントは間違ってはいないのだろうが、印刷会社が提供するネット印刷サービスは、それとは少し異なる方向へ進化をとげている。

◆今どきのネット印刷は少数部数やiPhoneケースなどにも対応可能

 CMなどで話題になっているネット印刷では、チラシ・フライヤー、カタログ・冊子、名刺、ポストカード、DM、ポスターまで、幅広い種類の印刷サービスを少部数から受けられる。紙の種類や印刷部数を決め、パソコンで作ったファイルをネットで入稿し(CD-Rなどのメディア入稿も可能)、支払いの手続きをすれば、納期までに指定した住所へ商品を届けてくれる。

 データは自分で用意しなければならないが、Word文書やPDF形式のファイルでも受けつけてもらえ(ファイル形式や対応バージョンは業者により異なるので要確認)、さらにテンプレートを用意しているサービスや、ブラウザ上でデザインまでできてしまうサービスもあるので、印刷やデザインの知識がなくても心配ご無用だ。

 さらに、Tシャツやうちわ、iPhoneケース、エコバッグ、タオルなどのグッズ印刷に対応している業者もあり、1部から制作可能な場合も。

◆価格や納期などサービスごとに得意な分野が異なる

 では、こうしたネット印刷はなぜ安いのか。第一に、受付業務にかかるコストの削減が挙げられるだろう。また、業者によっては実動部隊を地方に置いているため、オフィス維持費の安さも要因として考えられる。

 次に、印刷手段だ。少部数印刷は主にオンデマンド印刷が採用されるが、オフセット印刷に比べて印刷コストを抑えられるうえ、業務の効率化を図ることもできる。なお、納期や価格については会社によってまちまちだ。

 A社はフライヤーが激安だが冊子は高い、B社は冊子は格安だがチラシはイマイチ、C社は写真集専門の高精細印刷が売り……など、会社により得意分野も異なるので、発注前には自身の用途と照らし合わせての比較検討が不可欠となる。

◆ネット印刷はこんな時にも便利!

 ネット印刷は、なにもグッズなどの制作物を作る時だけに役立つわけではない。たとえば、ネットプリントであれば、プリンターの調子が突然悪くなったりインクが切れて換えがないときなど、コンビニエンスストアへ行けば、プリントアウトを代用できてしまう。もちろん、クライアントに渡すべき資料のプリントアウトを忘れてしまったときなど、データさえ持っていればプリントアウトできるのもうれしい。

 独自の進化を遂げている印刷会社系のネット印刷だって負けてはいない。まず、ネット印刷でありがたいのが、いきなりデータを入稿して注文したとしても、多くの場合で素早い対応をしてくれる。進捗状況もまめに知らせてくれ、入稿などもネット上ですむことが大半なので、スピード感になれてしまったら戻れないかも。また、時間を選ばず、24時間注文だけはできてしまうのもうれしいところ。

 また、独自のポイントサービスを実施していたり、刷り上がったものを第三者に納品代行してくれるところもあったりするから、仕事で冊子などの印刷を発注し、一端、自社で受け取って……という工程を省け便利だ。

 また、趣味を同じくする人と何かを作るのもオススメといえる。たとえば、フルカラーであっても価格は抑えめだから同人誌を作る際にも使えるし、CDのパッケージセットも作れたりするので、バンドを組んでいる人たちにもいいかもしれない。また、なにかしらのチームの応援グッズなどを、仲間内で作る時にも活躍してくれる。

 ほかにも、年賀状や引っ越しハガキ、暑中見舞いなども相手に合わせて1枚ずつデザインし宛名も印刷してくれたうえ、さらに投函までしてくれるサービスもあったりと、一度使ったらそのリーズナブルさと利便性のとりこになるはず。

新着記事