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パソコン・ソフトウェア
突然の地震! 逃げるより先にTwitterを起動させる“是非”を考えてみる
◆何かが起きたとき、まずはTwitterを起動!?

「揺れがきた!!」と思った瞬間、なによりもまずTwitterアプリを立ち上げてしまう人がいる。おそらくは、イチ早く速報をチェックできるというのが大きな要因なのだろう。実際、キーワード検索をかければテレビよりも速く情報を得られる場合もあるし、テレビやラジオなどを持っていなかったり、またトイレの中や外出先などでそれらを見られないケースでも、なんとか状況を把握できたりする。

 そういった実用的な面からTwitterを立ち上げる人がいるのは分かるが、それとは若干異なる理由からTwitterを立ち上げてしまう人もいる。それは状況を確認する……というよりも、なぜだか反射的にツイートしてしまうというような人だ。

 揺れを感じた直後に「地震」で検索してみると、「揺れた!!!」「地震!?」といった報告とも叫びともつかぬつぶやきが怒濤のごとく流れてくるのを、しばしば見かける。

 その後、「震源エリアの方、落ち着いて行動してください」といったサポート的なツイートが混ざり出し、さらに「Twitter開いてる場合じゃないだろ自分」などの自虐ツイートが迷い込み、タイムライン(TL)あるいは検索結果が濁流と化していく。こうなると、地震の震源地や規模を調べようにも情報ツイートが埋もれてしまう危険性も……。

◆災害時などは不安に押しつぶれないようTwitterを活用

 このような反射的ツイートの傾向は、どのような心理から発生するのか。……とは言ってみたものの、やはり不安な気持ちの表れというのが正直なところなのかも。深読みすれば反射的なツイートの流れは、「怖いよ」「大丈夫、一人じゃないから!」といった意味にも感じられ、地震の揺れを怖がる人同士、お互いに励まし合っているともとれないことはない。

 実際、「不安だからついつぶやいちゃう」といったツイートを見かけたこともある。一人でいたり、孤独を感じているような状態などでも、気軽につぶやき誰かの反応を見られるのがTwitterのいいところ。つぶやきの数々を眺めているだけで、同じように活動している人や、怖さや不安といった気持ちを共感できる人がいるのという安心感を得られるのではと思う。

 地震直後のTLや検索結果を見るたびに、年齢も性別も職業も関係なく不安を吐露できるツール、それがTwitterなのだと実感させられる。長々書いてしまったが、地震が起きた直後にTwitterを立ち上げる人には、

 ・速報アカウントからイチ早く状況把握をしたい人
 ・不安を吐き出し、気持ちを落ち着けたい人

といったような2タイプが大きく分けているのではと考えられる。

 地震の際は、TLが濁流と化すこともあるかもしれない。そのことで大事な情報を探す手間が少し増えてしまうかもしれないけど、つぶやきたい人は思うままにつぶやけばいいと個人的には感じる。つまり、あわてるよりはずっといいということ。

 逆に、濁流をスルーして地震情報を的確に拾いたい人は、「地震」「速報」といった2つ以上のキーワードで検索するか、「#地震 #Jishin #earthquake」など、複数のハッシュタグを使えば、やみくもに検索をかけるよりは必要な情報を素早く入手できるはず。地震が起きたときは最速の情報や安心感を得るため、Twitterを利用するのもいいかも。とはいえ、一番大切なのは身の安全の確保にほかならないことは、言うまでもない。

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