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Twitterの面白すぎるハッシュタグやRTに潜む、個人情報漏洩の危険性。要注意キーワードは誕生日・ペット・小学校!?
 「**な人はこのハッシュタグを付けてツイート」、「**な人はRT」、「**な人はシェア」など、今やTwitterやFacebookで見かけない日が珍しいほど、広く普及している“集まれ”系メッセージ。なかには、「よくそんなことを思いつくなぁ」、「いやそれ面白すぎでしょ」などと、ついつい反応してしまいたくなることもしばしば。……が、ちょっと待ってほしい。

 ここ数年、TwitterやFacebookから個人情報が流出し、時には事件にまで発展してしまったケースを目にした方も多いはず。「自分は大丈夫」、「匿名だから問題ない」などと思っていても、意外なところから個人情報が漏洩してしまうこともある。脅すわけではないが、先の面白系ハッシュタグやRTに、個人情報収集を目的とするものが混じっていたなら……。

 「RTする前にネタ元を確認すべし」は、もはやTwitterの常識(というよりマナー)だが、ネタが身近で興味深いほど、即座に反応してしまいがちなのは人の常だろう。実は同じ人物が複数の“集まれ”を発信し、それらの組み合わせで個人情報を収集しようとしている可能性も!? 

 その分かりやすい例が「誕生日」だ。「あなたの誕生日は?」などと問われれば怪しんでも、「*月生まれの人、集まれ~」、「*日生まれの人はRT」ぐらいなら問題ないと思ってしまいがち。が、こうした複数の“集まれ”を合わせれば、その人の誕生日はすぐに特定できてしまう。「今日が誕生日の人におめでとうメッセージが届くよ~」、「誕生日が同じ有名人を晒せ」的な煽りも、もちろんNG。ハッピーバースデーだからと浮かれないようにしたい。

 また、ペットの名前や卒業した小学校名などをネタにした“集まれ”メッセージにも要注意。これらの項目は、パスワード再発行時の“秘密の質問”に多く使われていることをお忘れなく。言い換えれば、たとえ二重認証などの措置をしていても、秘密の質問がバレれてしまえば、パスワードは丸裸も同然ということ。先の誕生日と組み合わせれば、“集まれ”だけでID乗っ取りやログインが可能になってしまうケースも少なくない。その他、「初めて買った車」なども“秘密の質問”と“集まれ”ネタでダブりがちだ。

 とはいえ、実名でFacebookをしているような人であれば、卒業した小学校などは友達が増えるキーワードのひとつ。TwitterにしろFacebookにしろ、こうした“集まれ”を全てブロックしてしまっては面白さが半減してしまう。

 なのでまずは、どのサイトで何を“秘密の質問”に設定したのかを、改めてチェックすることから始めてみては? 面倒でも、こうした一手間が自己防衛の第一歩。攻撃側からすれば、強化された各種システムの脆弱性よりも、人の脆さにつけ込むほうが簡単なのだから……。

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