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ビジネス・経済
あなたもテロの容疑者に!? 海外の空港では、PCやスマホのパスワードを解除しなければ入国拒否されてしまう!?
 首相官邸の屋上でドローンが発見され、日本でも「テロか!?」と大騒ぎになるなど、最近の世界各国は“テロ”という言葉に過敏だ。こうしたテロの入口として最重要警戒ポイントに挙げられる空港で、ややこしい案件が持ち上がっていることをご存知だろうか。

 フランスはパリのシャルル・ド・ゴール空港で実際に起きた話なのだが、ビジネスで来仏したキャリアウーマンが、空港で「パソコンのハードディスク暗号化を解除しなければ入国拒否」との扱いを受けたのだ。彼女はPCの暗号化パスワードを解除し、ブラウザを立ち上げ、Twitterの画面を見せるまで解放されなかったという。フランスだけでなくベルギーでも、PCやスマートフォンをその場で起動し、実際に画面を見せなければ入国できなかったケースもあるという。

 PCを社外に持ち出す際、パスワードや暗号化などのセキュリティ対策が必須になっている企業は多いはず。が、もし空港で「暗号を解除して中身を見せろ」と言われた場合、どのように対応すべきかがマニュアル化されている企業は少ないのでは? 言葉が不自由な海外の空港でのトラブルは、できれば避けたいもの。海外出張を控えている方は、セキュリティポリシーの対応範囲をどこまで広げるのか、関係部署に確認しておいたほうがいいかもしれない。

 とはいえ、こうしたケースの多くは、「このPCやスマートフォンは安全なもので、当たり前に使える」ことさえ示せばOKだという。つまり、起動してログイン画面を表示し、実際にログインして見せれば解放されるわけだ。

 その場合、問題になるのはデスクトップ画面。機密情報をデスクトップに放置しておくなんて方はいないだろうが、企業名や個人情報など、業務内容が判明するようなファイル名は御法度だと心しておきたい。

 「デスクトップを整理しましょう」、「デスクトップにファイルやアイコンを放置しすぎないように」など、普段から注意されて煩わしく感じている方も多いはず。が、その習慣こそ、セキュリティ対策の第一歩という教訓ともいえそう。海外、特にヨーロッパへ行く予定がある方は、くれぐれもご注意を!

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