本文へジャンプします。

エンタメ
使いすぎに注意!? IT&WEB業界にありがちなカタカナ用語とは
 皆さんはテレビ業界で使われる「笑う」の意味がお分かりだろうか。バラエティ番組などでもよくネタにされる話題だが、正解は「片付ける」。セットなどの大道具を撤収する際、収録スタジオ内では「そこ笑って!」などと業界用語が飛び交うわけだ。

 こうした業界用語をうっかり“一般人”相手に使ってしまうと、それこそ「なんだあいつは」と陰口を叩かれること確実!? なにかとTPOが欠如しがちな点はIT業界も同様で、典型的な例がカタカナ用語を多様する(しすぎる)こと。たとえば、

「それはアラートなので、リスケでアサインして下さい。アジェンダをシェアしてルーチンタスクにしておいたほうがいいかも」

 日本語に翻訳すると……、

「それはダメなので、スケジュールを組み直した上で再構成をお願いします。検討すべき課題を共有して、日課的な作業にしておいたほうがいいかも」

となる。

 IT業界用語の多くはPCやネット用語&スラングが源で、もともとはプログラミング用語だった「ルーチン」などはその典型だろう。決まり切った手続きや手順を繰り返す意味として多用されがちだ。

 ほかにも「あー、あいつの今週のリソースは……」など、特定の人物が持つ労力を「リソース」と表するのも好例。リソース不足の際には「バッファが足りない」という言い方もされる。いずれもメモリ容量に関するPC用語なのだが、一般的な言い回しとは言い難い!(断言)

「そのテーマはもっと上のレイヤーでプロジェクトをローンチしてくれなきゃデプロイできないじゃん」といった場合の「レイヤー」(=層や階層、広い意味での役職)、「ローンチ」(=立ち上げる。新規ハード用ソフトウェアのローンチタイトルが語源)、「デプロイ」(=配備・配置。システム開発用語でインストールの意味も持つ)も同様だ。

 ここまででも頭が痛くなってきそうだが、さらに和製英語的な用語も混在するため、ややこしい。むしろ、そのほうが多い!? かつてカタカナ業界と呼ばれた広告・出版業界以上に、IT業界用語のカタカナ化は深刻だとの噂も(苦笑)。

 もともと広告・出版業界用語だった「オペレーション」や「コンセンサス」、「フィックス」、「ペンディング」などは一般化しつつあるが、それが「アサイン」、「アジェンダ」、「オーソライズ」、「コミット」、「プライオリティ」、「リテラシー」などと続けば嫌になるはず。

 さて、このコラムに、あなたが使いがちな用語はいくつ登場しただろうか? 5つ以上あった方は、周囲から煙たがられている可能性があるので要注意かも!?

新着記事