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通信
公衆無線LANをより安全に!便利な「個人用VPN」を利用して一歩先を行く
 さて、前回 は無線LAN(Wi-Fi)セキュリティの問題から「空港の公衆無線LANが危険かもしれない!?」という話をしたのだが……。「どこの公衆無線LANがどんなセキュリティを使っているのかまで、いちいち調べられない」のは確か。要は、面倒くさい!

 安心と手間(=面倒)は表裏一体なものだと分かっていながらも、誰しも、なるべく手間はかけたくないというのが本音なはず。なにか面倒でなくて便利な、ありがたい機能はないものか。

 そこで登場したのが、「個人用VPN(仮想プライベートネットワーク)」と呼ばれるサービスだ。

 2014年の夏から国内線でもサービスが始まっているし、JALの機内インターネット(公衆無線LAN)接続サービスを利用したことがあるなら、この「VPN」という言葉に見覚えがあるかもしれない。時間単位の定額有料制だが、機内からのアクセスにVPNが利用できるのでセキュリティ面も安心! というもの。JALを利用する機会があったら、座席のリーフレットなどを確認してみよう。

 でもVPNって何? 簡単にまとめるなら、「通信内容を丸ごと暗号化してしまう仕組み」だと思えばいい。日本では企業単位のセキュリティ対策で導入されるケースが大半なので、皆さんも会社からのアクセスで無意識のうちに利用しているかも。

 個人で使う場合も、Hotspot Shieldなどの専用ソフトをインストールすれば勝手に暗号化してくれるため、難解な専門用語や、ややこしい設定に悩む必要はない。個人用VPNソフトには実験段階的なニュアンスも色濃いため、設定が簡単=複雑な設定ができない=細部が未開発、という一面もあるのだけど……

 海外では、個人ユーザでもVPN使用は当たり前という状況になりつつある。セキュリティ面に限らず公衆無線LAN自体の浸透が遅れている日本では、個人用VPNを利用することで一歩先を行く意識も必要だろう。セキュリティ対策に「無駄」という言葉は存在しないので、先物買い感覚で利用しても損はない?

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