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家庭内DLNAではいったい何ができる? 便利機能を使えばAV機器などの遠隔操作も自在に!
 「眠っているPS3やXboxを有効活用し、家庭内DLNA環境を構築してみよう」という記事で、これまで家庭内LANにおいて個人ユースのDLNA環境を構築する方法について解説してきた。家庭内LANの発展形ともいえるDLNAが、とても便利な機能だということが分かっていただけたと思う。

 DLNAに代表されるさまざまなホームネットワーク環境の充実は、従来の“機器と機器をケーブル(アナログ)接続する”という概念を大きく変えつつある。もっとも分かりやすい例が機器の遠隔操作。スマホからBDレコーダーの録画予約ができるシステムや、ソニーのHDDレコーダー機能搭載ネットワークストレージ(NAS):nasneなども、このホームネットワーク~DLNA環境を利用したシステムだ。

 ところが残念なことに、メーカー各社の独自仕様がネットワーク間の壁になったり、家庭外につながった際のセキュリティホール問題などから、ホームネットワークの可能性がスポイルされてきた現実も見受けられる。

 もっと便利に、気軽にホームネットワークを活用できないものだろうか。そうした一歩進んだ要望に応えてくれるシステムとして注目したいのが、2013年10月からサービスが開始された@niftyの「スマートサーブ」だ。簡単に言えば、ホームネットワーク(家庭内LAN)に接続された各種機器を、外出先の端末から安全かつ手軽に操作できるネットワークサービスのこと。最大10台の端末から接続できるので、幅広い用途での利用も可能だろう。肝心のセキュリティに関しては、セキュアなVPN(Virtual Private Network)環境で対応する。

 VPNとは、共有ネットワーク上にプライベートネットワークを構築する技術のこと。遠隔地にあるLANに繋がれた機器同士を、あたかも同じLAN内であるかのように接続&通信するL2VPN(Layer2 Virtual Private Network)を用いることで、利便性とセキュリティを両立させたサービスだ。「パーソナルL2クラウド」とも呼ばれ、こちらの名称を耳にしたことがある方も多いかもしれない。難解な専門用語が並んでしまったが、要は、これまで解説してきたDLNAを家庭外まで拡大した発展形だと考えればいい。

 AV機器はもちろん、エアコンによる温度管理なども遠隔地から簡単に設定可能だ。訪問介護事業にも利用されるなど、現代の高齢化社会において、こうした遠隔操作はますます利用価値が上がっていくに違いない。次回からは、家庭内機器を遠隔操作するさまざまな可能性についても探っていきたい。


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