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ビジネス・経済
今年は“うるう秒”があると聞いたがPCへの影響は!? そしてスマホは?
 うるう年といえばオリンピックが開催される年でもあるが、はてさて「うるう秒」とはいかに? 

 うるう秒とは、「現行の協定世界時(UTC)と地球の自転とのズレ修正するため、追加または削除される時間」のことで、1972年に制定されてから2012年までに25回実施されているらしい。なんのこっちゃいと思うだろうが、1日の長さは通常24時間だけど、うるう秒が挿入されると1日が「24時間1秒」になるというのだ。今年は、日本時間では7月1日8時59分59秒のあとに 8時59分60秒が挿入され、その後、9時00分00秒になるという。まあ、うるう年のもっと細かいイメージかな?

 それにしても世界全体で時間を調整するなんて、なかなかロマンティックな話だが、この「1秒を増やす」ことで、なにか生活に影響は出るのか? 特に気になるのがPCやスマホをはじめとしたデジタル機器。そういえば過去には「2000年問題」というのが話題になった記憶もある。これと少し似ているかも。つまり、何か起きるかもしれないし、何も起きないかもしれない。だから念のために注意はしておこうということ。

 前回の2012年7月1日に実施された時は、インターネット上で“うるう秒バグ”が発生。いくつかあるが、わりと身近な例を挙げると「mixi」で該当時間から約4時間ほどシステム障害が起きサイトにつながりにくくなった。そう考えると、なかなかに影響がありそうな“うるう秒問題”だが、個人レベルの話でいえば、そこまで深刻にはならなくてもいい模様だ。

 とはいっても実際には1秒増えるわけなので、PCやスマホの時間などはズレてしまう。1秒ぐらいのズレは気にならないという人はいいが、1秒でもズレるのはイヤ! というなら、念のためPCやスマホを9時前に一度電源を落とし、9時を回ったら、再び電源ON。起動したら、時間の同期作業をすれば元通りになる。もちろん、ネット環境につながっているPCやスマホなら、自動的に時間同期を行ってくれるので、面倒ならば、ほっておいてもいずれは時間表示は正常に戻る。とはいえ、さっきも書いたように少なからず影響が出ている事例もあるようだし、いろいろなソフトやアプリの全部が正常に動作してくれるかも不安だし、万全を期すに越したことはない。

 時間調整でいえば、腕時計や置き時計などを持っている人は手動での調整はもちろん必要。人によっては、1972年から考えると25秒ズレていることになるし。あと気になるのはテレビの録画予約とかもあるが、これは放送電波で時間が管理されているので心配無用だ。ちなみに、時報は0.01秒ずつを100秒かけて調整していくなどの方法があるらしいが、NTTの時報では2012年のうるう秒の際、ひかり電話から聞くと時報音(ポーン音)が2回鳴るなど、実際に“体感”できたようだ。今年はまだ発表はないが、実施されるなら試してみたい。

 今回紹介した内容は、さまざまな情報に基づいた個人的な見解。各自が自己責任の下、判断してほしいが、とにもかくにも何も起きないことを心から祈ろう。

※記事は2015年1月現在の情報を基に作成。

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