本文へジャンプします。

エンタメ
CDよりも高音質といわれる「ハイレゾ音源」って、実際CDよりもきれいに聞こえる?
 そもそも「ハイレゾ」とは“ハイ・レゾリューション”の略で、動画の1920×1080ディスプレイ解像度のような高解像度のことを指し、いってしまえば、「ハイレゾ音源」は“高解像度な音源”ということになる。普段聞いているCDの情報量(44.1kHz/16bit)に対して、ハイレゾ音源は、なんとその3倍(96kHz/24bit)から6.5倍(192kHz/24bit)に相当し、数値を見ただけでもなんとなくはすごさが分かってもらえるだろうか。

 お堅い話はさておき、じゃあ一体、何がどう違うのか?

 例えば、写真データは低解像度のものを拡大するとボヤけて粗くなってしまうが、高解像度の写真データは拡大してもクリアなまま……みたいなイメージ。それを音楽データに応用すると、きめ細かい細部の音まで表現され、まるで歌手が目の前で歌っているかのような臨場感あふれるリアルで深みのある音質が楽しめる。スタジオで収録された音源でもCDとの音質の差は実感できるが、ジャズやクラシックなどの生のステージを収録したライブ音源だと、よりはっきりと違いを感じられるはずだ。

 現在、ハイレゾ音源は、「e-onkyo music」や「mora」、「HD-Music.」、「HQM STORE」をはじめネット上で配信や販売が行われていて、通常のダウンロードより若干値段は高いが、音源を購入できる。ジャズやクラシックだけでなく、J-POPやロックの名盤などラインナップもけっこう多彩で、最近ではロックバンド「くるり」が最新アルバム「THE PIER」の初回限定盤にハイレゾ音源をダウンロードできるシリアルコードを付けるなど、多くのアーティストたちがハイレゾ音源の配信にチャレンジし始めている。

 いいことずくめのように見えるハイレゾ音源だが、音源を聴くにはハイレゾ対応の機器が必要。ソニーのハイレゾ対応ウォークマンが2万5000円前後となっている。ウォークマン一台とパソコンがあれば聴けるので、ハイレゾ音源を体感する手段としてはもっとも手軽だろう。

 また、ハイレゾに対応したイヤホンやヘッドホンもあるが、スピーカーで聴きたい派にはネットワークオーディオやコンポも2万円台から数十万のものまで幅広く用意されているので、自分のお財布と相談してみてはいかがだろうか。

 初期費用が少々かさむものの、これまでもレコードからCDへ、DVDからBlu-rayへなど、さまざまなものが新たなフォーマットへと移行してきただけに、ハイレゾ音源が音楽を楽しむ上で一般的なものになるとしたら、あっと言う間なのかもしれない。時代を先取りするなら今かも!

新着記事