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WEB・インターネット
これで安心!「なりすましメール防止安全マーク」とは
 インターネットを利用する際、とにかく怖いのが“なりすまし”や“乗っ取り”といった悪質な行為だ。巷でも「LINEのアカウントが乗っ取られた」「相手が送ってもいないメールを受け取った」などといった話をよく耳にする。特に「なりすましメール」に関していえば、かくいう自分もそうだが、仕事で使っているメールアドレスに仕事相手の名前で送られてきたメールは、当たり前だが必ず開く。そうやってメールを開封させたり、返信させたり、本文内にあるURLに誘導するのがなりすましメールの目的だ。

 そうはいっても友人や仕事関係を装った送信者名が記されていれば、深く考えずに開封してしまう人が多いのもうなずけてしまう。自分はそんなことは絶対にしないと言い切れる人も、いつ自分が同じ目に遭うか分からない。なりすましや偽装メールの対応策は数あれど、このたび新たな防止策が8月に発表された。それが「なりすましメール防止安全マーク」だ。

 なりすましメール防止安全マークは、受信メールが第三者が送信したなりすましメールではないことを一目で確認できる仕組みで、ニフティ株式会社ら6社と日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)がメールセキュリティ強化の一環として、「安心マーク」(写真)を銀行にも導入を開始したという。

 では、具体的な仕組みはどのようなものか。まず、正規のメール送信者がメールを送信し、受信側が安心マークをサポートするプロバイダーやメールサービス事業者だった場合、送信元のドメイン名に対して「DKIM」(送信ドメイン認証技術)による認証を実施しつつ、サイバー法人台帳「ROBINS」に対して送信元ドメイン名に対応する企業・事業者の情報を問い合わせる。認証をクリアしROBINSの事業者情報データベースから情報を取得できたメールは、受信側事業者がユーザーのWebメール一覧画面などに安心マークが表示されるので、ユーザーは受信メール一覧を見るだけで正規のメールであることを確認できるのだ。

 安心マークは参議院議員選挙のネット選挙運動解禁を機に政党からのメールマガジンにも採用。なりすましメールでのフィッシング詐欺被害が多発していることから銀行への導入も決まったとのこと。何ともキュートな見た目の安心マークだが、電子メールを使った安心・安全な情報発信や、なりすましメールの被害などを防いでくれる“正義の味方”としての活躍に期待したい。

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