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パソコン・ソフトウェア
パソコンのセキュリティソフトってどんな働きをしているの?
 パソコンはインターネットにつながることで、さまざまな情報を得たり動画や音楽を楽しんだり、ショッピングをすることができる。インターネットを“街”と見立てた場合、PCは“家”のようなものにあたる。セキュリティ対策を講じていないPCは、言ってしまえば家のドアやカギを開けっ放しにしているようなもの。当然、開けっ放しにしていれば知らないうちに勝手に侵入されて金品が盗まれてしまう事態が起きる可能性があるわけで、そうならないためにセキュリティソフトが必要なのだ。

 セキュリティソフトの主な役割は、「他者からの侵入防止」「スパムなど迷惑メールの防止」「有害サイトへのアクセス規制」などが挙げられる。他者からの侵入は、「ファイアウォール」と呼ばれるもので防ぐことができ、通信データをチェックし不正なアクセスかどうかを判別。これは一般的なパソコンには基本的に搭載されているので、オンしておくことをオススメする。

 それでも防ぐのが難しいのが「コンピュータウィルス」。ウィルスは、メールの添付ファイルやネット上からダウンロードしたファイルに含まれている場合があり、感染したパソコンを破壊してしまうだけでなく、ネットで使用したクレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を抜き取るものまである。ちなみに、「スパイウェア」と呼ばれるのは後者。

 最近、海外で有名女優や歌手らの画像集出騒ぎがあったことが記憶に新しい。これはiCloudに保存されていた画像が流出したのだが、大規模なハッキングがあった可能性は低く、パスワードリセットの悪用やフィッシングメール、簡単すぎるパスワードやパスワードの使い回しなどが流出につながったでは……といわれている。

 さらには画像流出に便乗した“偽リンク”騒動もニュージーランドで起きていて、流出写真が見られるとうたった偽のリンクをユーザーがクリックしたことが原因で、全国規模のネット障害が発生したという。リンクをクリックしたことでユーザーのPCがマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染し、大規模なサイバー攻撃を巻き起こしたと考えられている。

 そんなバカみたいな手に自分は引っかからない……と高をくくっている人も、今一度、考えてみてほしい。もし、ウィルス感染を狙ったメールの差出人が、知り合いの名前と同じだったら……。考えただけでも怖くなるが、ではウィルス対策はどうすればいいのか?

 ウィルス対策にはアンチウィルスソフトの使用が一番で、2005年4月から個人情報保護法が施行されたこともあり、個人情報を保護するためのセキュリティソフトが多く登場している。スパイウェアの侵入を防ぎ、駆除も行うスパイウェア対策ソフトや、ファイルを暗号化し他人からは閲覧ができなくする暗号化ソフトなども。また、メールソフトの機能を使って不審なメールは迷惑メールフォルダに振り分けるように設定し、その中の添付ファイルは触らないようにすることも忘れてはいけない。

 セキュリティソフトは、ウイルス対策性能はいいが動作が重い、安価だけど性能がイマイチなど、それぞれ特徴がある。すべてを兼ね備えたセキュリティソフトはなかなかないので、PCの使用目的や保存ファイルの重要性、インストール台数、予算などを考え、自分に合ったセキュリティソフトを使って身を守ってほしい。

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